ペアリングとはワインと相性の良い料理を組み合わせることです。
ワインの種類によって相性の良い料理には違いがあり、それぞれの味を互いに引き立てることができるのが、相性の良い組み合わせです。
ペアリングと似たような意味を持つ言葉としてマリアージュがありますが、こちらは組み合わせよりも、料理との相性が良いこと自体を意味している言葉です。
ペアリングにさらに別のものを加えるトリプリングという方法もあり、例えばメインの料理だけでなく相性の良いデザートなどを一緒に組み合わせる方法があります。
それぞれのワインには定番となっているペアリングの料理もあり、赤ワインと非常に相性が良いことで知られているのは、肉料理です。
肉料理は全般的に赤と相性が良く、さまざまな料理と一緒に楽しむことができます。
牛肉や豚肉など、それぞれの肉のうまみを引き立たせることができるのが赤です。
白にも相性の良い料理があり、定番の組み合わせとして特に有名なのが魚料理です。
魚料理は肉料理と比較して魚特有の匂いがありますが、白はこうした魚の匂いとも非常に相性が良いお酒です。
ムニエルなどの西洋の魚料理だけでなく、和食の魚料理との相性も良好です。
ロゼは相性の良い料理が多いお酒として知られていて、白や赤と比べても、さまざまな料理と合わせやすいのが特徴です。
白と赤の中間の色や味を持つのがロゼの特徴なので、赤や白と相性の良い料理ともペアリングを楽しむことができます。
赤と特に相性が良い肉料理もロゼの定番の組み合わせで、赤と同様に肉のおいしさをお酒が引き立たせてくれます。
ロゼの場合には、赤よりも脂の少ない肉を使用した料理の方が相性が良く、赤身肉を使用したステーキなどは特に相性が良いです。
ロゼは白と同じように魚料理との相性も良いお酒です。
魚だけでなく、魚以外のシーフードとも相性が良いです。
ロゼと特に相性が良いシーフードは、色が赤っぽい色をしているものです。
エビやカニなどは定番の組み合わせで、鮭を使用した料理も互いの味を引き立て合うことができます。
スパークリングワインにも相性の良い料理の組み合わせがあり、他の種類のものより味の薄めの料理とも合わせやすいのが特徴です。
スパークリングワインと相性が良い料理の一つが中華料理で、さまざまな料理を一度に食べることができる本格的な中華料理とは特に相性が良いです。
もちもちした触感の料理なども、泡が多いスパークリングとの相性が良いです。